2024年 辰年 謹賀新年

新年 あけましておめでとうございます。

皆さまには、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。

また、能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

被災地域のみなさまの一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます。

 

振り返るに昨年は「物価高騰」「人手不足」「デジタル化」が顕著に現れた年でした。

「紙」に関しても、この3点の影響は甚大でした。

「紙」は長年「安く」て「便利」なものと根強く認識されており、いろいろな物が値上げ

していく中、安いイメージが先行して需要が滞っている感じがいたします。

追い打ちをかけるように、インボイス制度と電子帳簿保存法での目に見えるデジタル化が発端の、

「デジタル化=紙を使ったらいけない」

という風潮が出来上がってしまい、それが紙業界にとっていちばんキツイ事案です。

デジタルの良さ、紙の良さを共存させるのが良い、と紙の関係者は認識していますが、世間ではそうではありません。

 

紙の経費がかからない、紙は環境に悪いから、デジタルは情報漏洩に強いからなど、いろいろと言われていますが、デジタル環境の設備費、プラスチックや液晶ディスプレイの環境負荷とかはどうなのでしょう?

情報流出なんて言葉もよく耳にしますが、NETに繋がっているものの脆弱性ってどう考えられているのでしょう?

紙の方が優位な事柄もあると思うのですが、「デジタル化」という流れで商売を優位に進めている人たちが紙のことを悪く印象付けているのかもしれません。

 

人手不足も大きな問題です。

紙の使用量が減っている中でのデリバリーの見直し、専門性の高い作業の業務標準化など

これからの課題も少なくはありません。

 

今年は辰年。毎年のペーパークラフトも、多少はレベルが上がってきた?でしょうか。

今年も榊紙店は、いろいろ新しい事にチャレンジもしつつ、皆さまのお力になれるように社員一同、一丸となって

サービスの向上に尽力して参ります。

2024年もよろしくお願い申し上げます。

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