新聞紙っぽく?では「Mag-N」「MagカラーN」をぜひ。

 

2月は逃げてしまいました・・・。

ちょっと前まで正月気分だったのが、すでに3月・・・。

特に洋紙・板紙の価格改定のアナウンスが本格化してからは、いろいろと雑務に追われることが増え、官公庁の入札なども始まり、時間の過ぎ去る速さは加速するばかりです。

 

そんな中、業界紙などで目を引いたのが。新聞の発行部数の減少具合です。

ピーク時の1997年から比べると40%ほどのダウン・・・。

筆者は紙で飯を食わしてもらっている理由だけではなく、新聞が日常にないと落ち着かない世代なので、そこまで減っているイメージはありませんでしたが、たしかにバスや電車の待ち時間・車内で新聞を読んでいる人って見なくなりました。

 

スマートフォンの出現で、時計・カメラ・新聞・雑誌の需要が著しく減っていったと思うのですが、では携帯(インターネット)は新聞の代わりになっているのか?

これは考えに個人差があります。

特に若い人はテレビも見ないし、世の情報はほとんど携帯から入手しているので、新聞の代わり・・・という考えはナンセンスですし、そもそも新聞てなんなの?という感覚だと思います。

新聞の良さは、関心がなかった記事でも、紙面の視野に入った文字や写真から興味がわいて、情報を得ることができる。

未知の分野へ足を踏み入れるきっかけができる。

これに尽きると個人的には思っています。

新聞を見て、もっと知りたいなと思ったことを、NETで詳しく調べる。

この流れが理想だと思うのですが、新聞の良さが再認識される世の中は難しいかもしれません・・・。

 

それでも、紙商をしていると、「新聞紙っぽい紙で」「イメージは新聞紙で」なんて引き合いは比較的多いですね。

これは新聞紙が「役割」ではなく「紙」としてのイメージで「普遍的」とか「モノトーン」な感じで、まだ受け入れられている証拠かもしれません。

この手の紙では、以前ご紹介しました「トーンF」がそれにあたりますが、

 

今回は「Mag-N」「MagカラーN」をご紹介します。

 

「Mag-N」の方は雑誌古紙を50%配合 斤量は<73><94.5><110><135><200>と薄物から、カードにも使える厚物も用意! <200>以外は菊判も配備。

冊子も作れるぞ!! 貼り箱と包装紙セットでいけるぞ!! と使い勝手がよい紙です。

「MagカラーN」は古紙30%+FSC認証、新聞紙グレーの具合がモルタル・ミスト・コンクリート・ストーングレー、他に色物もラインナップ。

厚みは 四六/Y<100>のみですが、グレーの冊子の中に1色だけ色物を配置・・・みたいな色のコントラストで視覚効果を高めるのも面白い使い方です。

 

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